7月7日
6日、実に15年振り?に広島市内に
繰り出しました。
広島駅から、紙屋町(昔の中心地)に向って
散歩がてら歩いてみましたが
デパートや、ショッピングセンター、道路や河川敷
なんかずいぶん変わってるなぁと改めて感じました。
あ、マツダスタジアムも出来たんだよ。
(カープの本拠地)
んで
これまた昔のメインストリートである
本通り商店街を流してると・・・
エヴァ観たいな、と。
ええと、劇場劇場。
なにぶん、街の変化についていけてないので
映画館と上映作品探しも一苦労。
どうにかエヴァを上映している映画館を発見すると
なんとマンデーイベ(月曜)ってことで、マン(男)は
問答無用で1,000円なんだって。
ちなみに金曜日は女性はALL \1,000
ラッキー♪
平日の昼間って事で、ガラガラかなぁと思ったが
なんのなんの、150席はほぼ満席。
そんなこんなで
ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破
ここからは、ネタばれ要素アリのため
スルーしたい方はお願いね。
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前回(序)は、ラミエル戦(決戦、第三新東京市)
をピークに設定した原作回顧もの。
流石に今回は、新キャラ(マリ)も発表されて
タイトルも「破」って事で、展開面は全く新しいものに
刷新されてる予感。
<映像>
流石に、綺麗でしたわ、ほんま。
第三新東京市の景観、建物の細部にも
気配りが行き届いてる印象。
戦闘時の爆炎やエヴァ(使徒もね)の動き、かなり緻密です。
特に
弐号機が空から登場するシーンの動きや
エヴァ3機でサハクイエルを受け止める(奇跡の価値編)
ところの全力疾走なんかは、もう圧巻!
強いて挙げるとすれば
キャラアップ時の表情にあれ?という部分もあったけど
まぁ、大きな問題ではないね。
<音楽>
これは個人差があると思います。
ラストの「翼をください」ですが・・・
うーむ、ちょっとピンとこなかった。
エンドロールも
「Beautiful World」が流れて、序からの変化はなし。
ま、「Beautiful World」は個人的には好きです。
<ストーリー>
大きく分けて、前半パートと後半パートあり。
<前半パート>
破から加わったマリの、仮設5号機でのバトルデビュー(欧ネルフ)。
その後、アスカ登場へ流れていく訳ですが、何故かアスカ登場
以降、学園エヴァ?テイストな感じに。
・初めてお目にかかるマリの印象
個人的にかなり活発な性格に映ったなぁ
エヴァ(仮設5号機)に乗ることに躊躇いが全くない。
これは最初の頃のアスカもそんな感じだったけど、ある意味
さらにオートマチック化された印象です。
クールというか、醒めてるっていうか、まぁ・・・
大人な感じなんですわ(笑
CV担当の坂本さん、声のトーンも合っていて、イイ感じかと。
・お馴染みのチルドレン
シンジくんは、モヤモヤッとしたいつもの感じ。
アスカは、これまた「あんたバカァ?」的ないつもの感じ。
→加持さんとの繋がりはなく、シンジへの好意度は↑↑
クラスメイト(トウジ、ケンスケ、委員長)も特に変化なし。
トウジの妹さん、無事退院してましたよ。
(3号機起動実験では、トウジ→アスカに変更)
こうやって書くと、目立った変化はないように見えますが
あるんですわ、これが。
綾波レイ、妙な味付けになってます。
なんて言えばいいかな・・・
先にも述べたように、学園テイストに一役かってるのは
間違いなく綾波レイのキャラ設定。
例えば
父親である碇ゲンドウに対して
シンジと食卓を囲むように訴えたり、食事会の料理を
自分で作ろうとして指に包丁の切り傷をこしらえたり。
これまでのアニメ(無表情・無関心)では
描かれなかった綾波像なるものが、スクリーンに表現されてる。
序のラスト以降(名シーンである、笑えばいいと思うよ)の
展開という事を踏まえれば、むしろ、今回の綾波の
一連の行動の方が、理解しやすい感じにも受ける。
今回の劇場版からエヴァを見始めた!って人もいる訳だから
これはこれでアリだと思います。
さらに
そんな綾波の心境や行動を敏感に察知したアスカも
これまた誰かさんの為に、慣れない台所に立ってたりする。
そして、アスカも指に絆創膏っと・・・。
どうです?
なんか平和な学園エヴァぽくないですか?
しかも、今回はアスカの露出度が断然高い・・・。
台所姿、妙にエロいです。
裸エプロンならぬ、下着エプロンw
さらに、お風呂場ペンペン遭遇シーン
アニメ原作ではシンジでしたが、今回はアスカですよ(笑
ストロー・・・、邪魔だよ。
<後半パート>
うって変わってのバトル!バトル!バトルの応酬。
登場使徒はアニメ原作と同順序で出てくるので
その既読イメージを先入観として抱いたまま見てしまえます。
途中ゲンドウ&冬月、ゼーレ&ゲンドウの思わせ振りな台詞も
挿入されてますけど、使徒との対戦結果はアニメ原作通りの流れ。
・・・裏死海文書、月みたいな星にいるカオルくんetc
気になるね~
出てくる使徒は
サハクィエル(奇跡の価値編)※これは前半パート
バルディエル(3号機乗っ取り編)
ゼルエル(男の戦い編)
で
バルディエル編はアスカに変更されてます。
たぶん、トウジ→アスカへの変更は制作側に
何らかの意図はあると思いますが、現段階では不明・・・。
顛末はアニメ同様、3号機の暴走を止められないシンジに
代わって起動したダミーシステム下の初号機が
あっさり殲滅してしまうという流れ。
3号機搭乗者だった?アスカの生死は言及されていません。
作中では
リツコさんが、どのパイロットにも「バックアップ的な存在」
がいるようなことを示唆してたんだよなぁ。
もっと書くと
次回予告では、アスカそっくりの眼帯の少女が出る模様。
眼帯といえば、「まごころを君に」のラストで、波打ち際に横たわる
アスカも眼帯してたんだよなぁ・・・
アスカの消息は、故意にぼかしてる感じがしますね。
ってか
こんなところで、消えるべきキャラクターではないとは思うのよ。
今回(破)のピークはVSゼルエル編です。
アニメ原作でも強かったですが、今回もゼルエル、めっちゃ強い。
まずは
何故か?マリが搭乗した弐号機を軽く粉砕。
作戦部長のミサトでさえ、ゼルエル襲来時、弐号機出動と
そのパイロットは知らなかった模様。
マリの所属先、全く読めないっす(汗
そんなマリの駆る弐号機に新機能がありました。
ビーストモードなるモードで挑んだんだけどね。
(拘束具を破棄して、戦闘能力を上げる機能)
しかし、ゼルエルには通じない。
その後
レイが搭乗した零号機がミサイルを持って特攻するも
ゼルエルの超強力なATFには歯が立たない。
あろうことか、このゼルエル・・・
特攻後、棒立ち状態の零号機を食べてしまいました。
アニメ原作では、覚醒した初号機がゼルエルを喰って
外部電源なしで動ける(S2機関)を取り込むって流れですが
今回は、逆に使徒がエヴァを食っちゃったw
うーむ、マジですか(驚!
んで
3号機暴走以降、エヴァから降りる事を決意したシンジだが
ゼルエルの前になす術なく倒れていく零~弐号機、ネルフを守る為
再び搭乗する。
ってのが、アニメ原作の流れで
ここで重要な役割を担った加持さんとスイカ畑。
あっさりカットです・・・ガックリ
代わりに、粉砕した弐号機に搭乗していたマリが
アシスト役で活躍。
ただ
今回はねぇ
シンジの想いは、綾波レイに強く向けられてる感じです。
ゼルエル襲来の少し前、シンジが葛城邸を去るときに
ミサトから、シンジとゲンドウを一緒に食事ができるように
頑張っていたのが、綾波レイだと聞かされます。
シンジが笑顔でいられるよう、ツライ思いをしなくていいように
彼女なりのシンジに対する思いを表す件じゃないかな、と。
ここは、結構泣けた・・・。
そんなこんなで
ダミーでの起動を拒否し続けた初号機に
シンジが再び乗り込みます。
初号機攻勢もつかの間、内部電源が切れて大ピンチ!
(これもアニメ原作通りの流れ)
活動停止するも、覚醒が始まり
※ここのトリガー、何だったのか忘れてしまった・・・
ゼルエルのATFを突き破り、飲み込まれてしまった綾波を
引き戻す為に、シンジ自らの意思で
「せめて綾波だけは助ける!」
と初号機と極限までシンクロし
真っ黒な闇の中、膝を抱えて俯いている綾波へ
必死に
必死に
必死に、手を伸ばす。
綾波
「私には代わりがいるもの」
シンジ
「代わりなんていない。ここにいる綾波が綾波なんだ!」
「綾波ー こい!」
いや、びっくりしたわ・・・これw
これまでのエヴァ作品には見られなかった、シンジの
超積極的な感情発露を表した場面。
初号機を媒介にして(=極限までエヴァに溶け込んで)
綾波の元に辿り着き、彼女の手を握りしめた瞬間
「ああ~、良かったねぇ」
と
ホッとしたのも束の間・・・
シンジとレイ、二人が抱き合わさったその刹那
上空より舞い降りる
ロンギ○スの槍!
さらに
満を持して、飛来するエヴァ6号機(カオルくん)!!
やはりカオルくんも、シンジが好きなんだね(笑
「君だけでも救いに来た」
みたいな事を言ってましたしね。
モテモテじゃないですか!、碇シンジくん。
とまぁ
どうなる!どうなる!
な展開で、破はエンドロールを迎えましたw
あっという間に140分でしたね。
次回は、「Q」だそうです。
序→破ときて、いきなりQですか・・・(汗
ま、いろいろと意味があるんでしょうね。
エヴァだしね。
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